記録映像のようなもの。
とはいえ、膨大な資料の中から映画として切り抜かれた部分がある、つまり何らかの意図があるであろうということは忘れてはならない。タイの少数民族「ムラブリ」は、その居住形態などは特…
タイやラオスの山岳地帯に暮らすムラブリ族。400人程度の少数民族で、狩猟採集をしながら遊動生活を送る。「黄色い葉の精霊」と呼ばれる伝説的存在のリアルな生活を捉えた映像人類学的ドキュメンタリー。
奪…
ここ最近映像人類学系のドキュメンタリー映画に非常に興味があるのでこちらも漏れなく鑑賞。
人間って面白いに尽きるんだよなあ(ムラブリ族を真摯に追った作りであるため、少しウトウトする時間があったことは…
正直この作品を映画として評価するのは難しいというか、映画感がなかった。のでスコアも適当。映画的ではない。描かれる出来事がかなり淡々としている。(個人的にはいい映画だった、とは言えない。いい映像だっ…
>>続きを読むタイとラオスの狩猟採集民,ムラブリの文化人類学的ドキュメンタリー。
誤解を恐れずいうと、私がこういうドキュメンタリーを観るのはモンド的興味を満たすためだ。
我々は同じ人間でありながら様々な要因によ…
監督と学者さんのトークショー付き。おふたりが教えてくれたことには、ムラブリ語には挨拶も「ありがとう」も「ごめんなさい」も未来形も過去形もなく、数も3ぐらいまでしか数えないとのこと。
言語的に三種…
監督と言語学者がたまたま居合わせて、出来上がったドキュメンタリー。
今まで映像に残されることのなかった、ラオス側のムラブリ族の人たちとも奇跡的に会えた、偶然に偶然が重なって仕上がった貴重な作品。
…
金子遊さんはどちらかと言うと活字表現での印象が強い方。
東京ドキュメンタリー映画祭や田辺・弁慶映画祭に出しておられた、原将人さんを8年追いかけた『映画になった男』を見逃しているのが口惜しい。
ただ、…
ムラブリがいる。存在している。何も考えず、まずその存在を認めることからはじまります。
映画を見た後のトークショーで、現地のコーディネイターをしていた伊藤雄馬さんは「(ムラブリのような)感性があれば…
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