◆あらすじ◆
2015年のハロウィンの夜、仮面とメイクを施した男「トリック」が突然、パーティ会場で人々を殺害する。マイク・デンバー捜査官たちはその男を銃撃し、高所から落下して消息を絶った。その後も毎年、ハロウィンの夜にトリックの名で殺人を繰り返すようになった。同じ男の犯行なのか、模倣犯なのか分からないまま、デンバー捜査官はトリックを追う。
◆感想◆
ストーリーのテンポが良く、神出鬼没の殺人鬼「トリック」が頻繁に動くので、常に緊迫感があって飽きることなく観ることができました。ストーリーとして2015年のハロウィンでトリックと絡んだ人を中心に動いていき、トリックの目的が最後にならないと分からないので、その神出鬼没ぶりに興味を惹かれるものになっていました。あちらこちらに次々とトリックが現れる展開が怖くて本作の見どころになっていました。
デンバー捜査官は2015年のハロウィン以降、トリックを追い続け、そしてトリックもデンバーを挑発してきます。デンバーはトリックの存在を追ううちに悪魔的な何かだと思い始める展開が意外で面白かったです。
トリックが人を殺害するシーンは残酷に描かれていて、ナイフを武器とするトリックは腹部を繰り返して刺したり、のどを切り裂くなど行い、冷酷さと惨さを表していました。
なかなか面白かったと思います。観終ってみると、他でも使われているネタだと分かりますが、それを気づかせずに次々とトリックが行動を起こしていくので、素直に楽しめました。。
鑑賞日：2023年10月30日
鑑賞方法：Amazon Prime Video
