八州雄会

日本統一外伝 川谷雄一の八州雄会のレビュー・感想・評価

日本統一外伝 川谷雄一(2019年製作の映画)
3.5
本編の補足的な要素もあるスピンオフで、侠和会山崎組の川谷雄一(小沢仁志)と上田組の三上哲也(古井榮一)と三上組舎弟頭の大宮和也(小沢和義)の3人が中心のストーリー


ネタバレになるかもですが・・・


時代背景は氷室と田村が高校1年~神戸に出てきた頃で、本編のPart1の頃と同じく川谷も三上も侠和会三次団体の組長。

タイトルは「川谷雄一」だけど基本的に舞台は三上組事務所がよく出てくる(予算の関係かな)。

川谷が三上の事を「みっかみちゃん」大宮の事を「大平」と呼ぶ所が面白い!でも1番面白かったのはそのみっかみちゃんが中国の女の子に「ノリツッコミ」を教える所。

三上組のシマ内を荒らす新開地の中村組が、政治的工作で、後に闘信会の会長となる京都の島田組や九州の至誠会など引っ張り出して、三上たちの上部団体に働きかけ、シマ荒らしを正当化してくる。

そんな組織的対面を暴れん坊大宮が大人しく従うはずもなく話がややこしくなる。

大宮の奥さんは、助けた中国からの密航した留学生の女性で、わずかの間に女の子二人をもうけてわずかのうちに大きくなっていた。なんか話の年数が合わない気もしたけど自分の思い違いかもしれないし、何より日本統一を楽しむためには、ちっちゃい事は気にしない