法月

映像研には手を出すな!の法月のレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)
3.8
楽しい。
自分も空想しがちな子供だった。
カッコいい乗り物やロボットや、怖い怪獣のデザイン考えては頭の中で動かしたりしてたなぁ... オタクの原点。

「絵コンテは?」
「すでにできてます、(頭を指さして)ここに」
「出せぇ!」

高校の映像研の話ながら、プロデューサーとクリエイターとのぶつかり合いもちゃんと描かれてるし、途中プレッシャーで潰されそうになって「こんなじゃダメじゃ!設定一からやり直そう」とか言い出したり...
「本当にクリエーターってヤツは面倒くさい!」

悪の(?)生徒会との戦いも楽しかった。
増えすぎた部活を無理矢理統合させようとする生徒会長、
「あなたたち、そっくりですよ」ミソもクソも一緒じゃん(^-^;
学園祭前、徹夜して作品仕上げようとする者たちを取りしまろうとする生徒会役員たち。
「あの、俺たちは徹夜してもいいんですか?」
「いい! 私たちは正義だから!」
隅々まで楽しい作品だったよ(^^)/

自分、水崎氏役の山下美月氏のこと、白石麻衣氏だと思ってみてました(^-^;... 乃木坂46のメンバーの名前、白石氏しか知らんヘッポコです。
ちなみにオタクが〇〇氏って呼び合うのは、手塚治虫先生が後輩の漫画家たちを石森氏とか赤塚氏とか安孫子氏とか読んでたことに由来してるはず。後輩でも対等なライバルだと認めて〇〇くんとか呼ばなかった。素敵やん。

ものづくりって楽しいね。
仲間で作り上げるとなおさらね。
漫画、アニメ、ドラマ版も観たくなったよ。
ほんと楽しかった。

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