冒頭のドラマ版の振り返りがかなり長い。
これまでの映像研の活動を見てきた芝浜高校の生徒が雨の中で、映画「羅生門」風に語る工夫をしているも、早く新しい話を見せてほしくなった。
原作のロボット研究会との交流から学園祭での製作したアニメの発表までを描く。
ストーリーも台詞も割とそのままで忠実だが、どうしても表面的に話をなぞっている感が否めない。
アニメ作りの苦労を描く場面が少なく、3人のキャラクターのよさが感じられず、
代わりにパロディで笑いを起こそうとするが芳しくない。
とはいえ、「替え玉受験を考える部」や「保存食同好会」などのネーミングセンスには笑かしてもらった。
山下美月ちゃんが可愛く、梅澤美波さんも綺麗で、それだけ楽しめるだけでもいい。
ドラマ版と同じく細部の設定にこだわったCGもよかった。
そして、浜辺美波は誰もが無駄使いと思うだろう。