よしみ

私の知らないわたしの素顔のよしみのレビュー・感想・評価

私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)
3.0

結末はひとつではない…

チャットな世界の先に何があったのだろう。結果的に懲りない女性の真実ではない姿しか見えなくなる。

J・ビノシュとN・ガルシアのやり取りだけでも観応えがあり、空虚になりがちなイタイ話に重々しさをもたらした。

苦しみの中で絞り出した言葉にさえ嘘が潜んでそうな魔性性は、ある種、特有のものなのかもしれない。
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