小路監督は前作「ケンとカズ」が強烈だったが、こちらも韓流のような香港流のようなヌメッとしたノワール。監督談によると「レオン」＋「グロリア」らしい。なるほど、ならばヒロインもう少し若くてもよかったかも。ストーリーはシンプルだが、ノワールらしい雰囲気は出てた。
「全裸監督」でカメラマン役をしていた後藤剛範や藤原季節くらいしか名前を知らない俳優陣でしたが、こういう人らが後に売れていくのを観るのがまた楽しかったりします。ちなみに主役の遠藤雄弥は「虎に翼」のDV夫だったのね。そうそう、あの目つきです。「ケンとカズ」の毎熊克哉みたいに売れるといいですね。
