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The Orchid Gardener(英題)
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『The Orchid Gardener(英題)』に投稿された感想・評価

ラース・フォン・トリアーの1978年の短編、この時22歳。
挑発系映画の片鱗、きっとみんながイメージするであろうトリアー作品の片鱗はすでにある。
先日観た「Nocturne」はまだマイルドだった。

「この撮影後すぐ白血病で亡くなったアナへ」と出るがアナって誰だ?

精神を病んでるアーティストのヴィクトル・マルセを演じてるのトリアー本人ぽいな?と思ったらやっぱりそうだった。

鳥の首をへし折りその血で化粧するくだりは「ウッわ…」と見ながら顔をしかめたし、ナチスの軍服は着る、首吊りの模倣、体切りつけ、暴行、全裸で寝そべる…。
モノクロで描かれるえげつない行為はその後の作品たちの原点ではないかと思える。

ヴィクトル・マルセは、いくつもの顔を見せ、看護師エリザとの会話も噛み合ってるようには見えず精神を病んでる男の現実なのか妄想なのか、繰り返される「エリザはエリザではない」の言葉、一体なんなんだこれは?と思いながら手探り状態で鑑賞する羽目になった約37分。

精神病んでるんだろうなってのはわかるんだけど、世の中に不満あり強くなりたい中性的男性の歪んだ願望か?ユダヤ挑発か?強迫観念か?なんなんだろう?と見入ってしまい、まんまとトリアーの思うつぼだろうな。

これは良くも悪くもいろんな意味で印象に残る。

ベルイマンの影響か?と思う部分がちょいちょいあり。
ss

ssの感想・評価

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ラース・フォン・トリアーの原点を見た。
若き日のラースが主演した自主制作フイルム。精神を病むアーティストが主人公。セリフは少ないが、この頃からラースの異常性が発揮されていた。鳩の頭を捻り、ちぎったあと、その血で頬を赤く染めるシーンは実際に撮っていると聞いて戦慄した。
後の『ハウス・ジャック・ビルト』では、強迫性障害で殺人を芸術に昇華しようとする主人公ジャックの物語だったが、ラースの過去作品の映像が差し込まれる描写があり、ジャックはラース自身の投影だということが分かる。ジャックの幼い頃の回想シーンでは、アヒルの脚をペンチで切断するシーンがあるが、これはこの作品での自分なのではないか。ジャックは自分の中で葛藤を演じる相手として老人と議論を交わしており、最後は結局地獄に堕ちてしまう。ラースは自分の中の暴力的な芸術性を信じていたが、今になって迷いが生じ、苦しんでいるのではないか。と町山さんが言ってました。

2020 #74