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ようこそ映画音響の世界へのmisaのレビュー・感想・評価

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)
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恐竜、架空の生物の鳴き声は
全て人工的に作りだされている
考えてみれば当たり前のことなのに
今まで考えてみたこともなかった
映画の中での虫の鳴き声 騒音 生活音
ジェット機の音も爆発音も
足音でさえ計算済みで後付けされている事実に
ちゃんと考えてみれば分かることなのに
映像で見ると映画制作の奥深さに
改めて驚かされた
こんなに時間と労力とお金をかけて作られた物を
たった2000円弱で見せてくれる
映画業界、太っ腹だよなあ

今は映像と音が同時に撮れる時代だけど
それが当たり前ではない時代もあって
今見たら新鮮味はないものだけれど
「ジャズ・シンガー」って公開当時は
本当に画期的な作品で
まさに映画の歴史を大きく変えた物だったんだな、と
もしあの作品が作られていなければ
私達は今もサイレント映画を見ていたのかも

数えきれない人達の努力や工夫、開発によって
今の映画のスタイルが確立されているという事を
改めて認識することができました
私たちは音響の人たちの豊かな想像力、遊び心によって
より素晴らしい作品に出会うことができている
ありがとうございます🎬
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