TAMU

白頭山大噴火のTAMUのレビュー・感想・評価

白頭山大噴火(2019年製作の映画)
3.6
ビョン様、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、とにわかに信じられない豪華スターの共演!
そして推しのペ・スジまで出演♪てことで見に行かない選択肢は無いのだが、『白頭山大噴火』は嫌な予感のする大味なタイトル。

まぁCGバリバリで豪華スターとなると、話のスケールがついていけない程大きくなり穴が気になりだすのはつきもの。

本作もその点に関しては否めないものの、本作のハ・ジョンウが庶民的であり、なんとなく許してしまうこと多数。

ハ・ジョンウ大尉が男らしさや正義感を前面に出すと疲れたのだろうが、本作では技術班のリーダーながら統率力は低く、心優しく、嫁さん思い。やや腰抜け。

北のスパイとして怖れられるジュンピョン(イ・ビョンホン)も最早北のスパイあるあるな寡黙、正義感、とは一線を画し、おもしろおじさんw
とはいえ、カッコいいんだよな、やっぱり。味があって、最後はシビれる♪

この2人の「そして父になる」物語としては、期待の低かった分楽しめる。
「JSA」のチョコパイを思い出さずにいられない、酸っぱくて甘いお菓子のくだりが好き。

個人的には、ドラマ「バカボンド」でも大活躍のペ・スジ。本作では大尉の奥様で妊婦役。この妊婦の何が凄いって、噴火の勢いで漢江に津波が起こり、漢江の鉄橋に襲い掛かり。。
てことは、やっぱり普通ではないw

そして、ハ・ジョンウが出ると、セットで出てくる推しのおじさんイ・ギョンヨンも軍部の統括として登場。
ちょうど構図が「テロライブ」みたい。
本作では、悪そうにみえて悪いおじさんなのか、良さそうに見えて本当は悪いおじさんなのか、乞うご期待w

あと、本作で一番上がったのはジュンピョン妻に、いきなりチョン・ドヨン!
十八番の目が死んでるチョン・ドヨン♪
ちょー豪華な使い方。

最後にひとこと。あれだけ核物質に神経質なお国の割に、核に解決策を求めがちw
TAMU

TAMU