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白頭山大噴火のowlマンのレビュー・感想・評価

白頭山大噴火(2019年製作の映画)
3.4
火山では壊されない“思い”

北朝鮮と中国の間にある“白頭山”の大規模な噴火が迫り、爆発処理部隊はとある任務の遂行する為に、火山噴火による地震が多発する中、北朝鮮へ潜入する...

ソウルの街中が地割れで大破していく映像は、迫力が凄かったです。

火山の噴火のリミットが迫る中の決死の任務や、主人公の奥さんが身重の中、街からの脱出(崩れる橋からの逃げる)、組織から追われる等、常に緊張感が迫ってきます!

そんな中に、主人公が弱音を吐きまくりで(冒頭で除隊する予定だったので、任務に駆り出されたのもある為)そこは人間臭くて、適度な脱力感がでて良かった。

そして、収容されていた工作員役のイ・ビョンホンがカッコいい!

地震学者役で、
頭脳派なマ・ドンソクも新鮮でした。“拳”を使わずに“頭脳”で火山に立ち向かう役は、別の意味で贅沢な配役でした。

“愛する家族”の為、それぞれが思いを抱えて任務にあたる姿に、“白頭山”の火山よりも胸が熱くなりました!
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