素晴らしすぎるザッピング映画!!
正直もうストーリーはどうでもいいです。
すごくいい意味で。
たぶんザッピングの見せ方に特化して脚本も書いてるから、
ストーリーを楽しむ映画じゃない。
そもそも論。
かつてのレジェンド級名作ゲームソフト「街」を彷彿させる、
憎いくらいのアングル。
実はこの時あそこにいたんです。
って、
ストーリーの進行と共に少しずつわかっていく仕掛け。
シーン毎に張り巡らされたザッピング伏線。
良質のパズルを解いてるかのような快感がある。
1回でもエクスタシー到達なのに、
2回見返したらマジやばそう。帰って来れない。
終盤に来ると、
今度はサプライズじゃなく、
あ~、ここであのシーン来るはず!来い!来い!
っていう感情で恍惚感ある。
ドーパミン出すぎ。
時系列のブロックを、
テトリスのように組み合わせるとこんなにいい映画ができるんだな。
誰かの些細なイベントが、
他の誰かのタイムラインに影響して、
そしてそれが絡み合って最後に一つになるとか。
鳥肌立つ構成。
もっとこういう映画が出ればいいのになあ。