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運命じゃない人のshinoのレビュー・感想・評価

運命じゃない人(2004年製作の映画)
3.8
「アフタースクール」、「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじさん脚本・監督作品(*´︶`*)♡

キャストは全員、あー…どこかで見たことあるぞこの俳優さん…!って人が起用されています。笑
有名な人が出ていなくたって、なんたって脚本がおもしろいですから!今回もお腹いっぱい楽しんだ〜(*´︶`*)♡
内田さんが生み出す映画はここからさらに磨かれていったんだなーと納得の1本です。

前半の40分。
オシャレなマンションまで買ったのに、彼女に振られて傷心の宮田。幼馴染の神田の急なナンパにより、婚約破棄を食らって身寄りのないマキという幸薄な女性と出会う。
そんな、なんてことない1組の男女の出会いの舞台裏…こ、こここんなことが起こっていたなんて…!!!笑

どうかちょっとした違和感も見落とさずに慎重に見てほしい…そこには必ずカラクリがあるから♪

主要人物3人+2人のそれぞれの視点で描かれていて、うまいこと時間軸が交差していきます。
個人的に、漫画家のいくえみ綾さんとか、作家の伊坂幸太郎さんとかもこーゆう書き方が上手だと思う。

主人公の宮田さん、ああいう癒し系のいい人、一人自分のそばに置いておきたい…笑
結構ぐさぐさくる台詞をくれる、友達想いな探偵の神田もそばに置いておきたい…笑

幸薄女性がポロっと泣き出した時に「あれあれっ」ってびっくりしちゃう宮田さん、足のつま先がいい感じでした(見なければ分からないやつ)

ああーコナンの脚本以外にも内田さんの新作出ないかなー!笑
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