こぅ

セシールは死んだのこぅのレビュー・感想・評価

セシールは死んだ(1944年製作の映画)
3.0
モーリス・ターナー監督の遺作⁈で【メグレ・フレンチ・
ノワール】。

ジョルジュ・シムノンの[メグレと死んだセシール]の映画化。


叔母と暮らす女性、セシール(サンタ・レリ)は、何者か
が家に侵入した形跡があるとメグレ警視(アルベール・
プレジャン)に半年間通って訴える。
後日、メグレがセシールの家を訪ねると…。


短尺でテンポも良いが、ライトにサクサク進み過ぎて内容の
印象が薄い。【情】が篭ってない。
結局、3人の被害者が出るのだが、緩急も無く、素直に見た
まんま(ある意味まさか)ツイスト無しの犯人で、演出も
一辺倒のままクライマックス〜締めに至る。
タイトルもネタバラシ⤵︎
【チャップリン】の喜劇ならドンピシャ、ノワールにはミス
マッチの作風(笑えないコメディパート⁈も辛い⤵︎)。

唯一の見どころは、セシール役、【サンタ・レリ嬢】が美人
だった⤴︎0.1加点。
こぅ

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