ねび

カサブランカのねびのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
2.8
イキでキザでハードボイルドな男として名を馳せたハンフリー・ボガートの代表作。アメリカが第二次大戦に参戦してすぐの頃に作られた映画です。

この映画、30年以上も前の高校生の頃から何度も見ようとして、その度に始まって30分程で脱落してしまった映画です。この度、初めて最後まで見ることがてきました。

ハードボイルドを期待して、格好よくて強いボギーを見たかっのですが、主演のハンフリー・ボガートが話しに聴くほど格好よくない。顔もおじさん顔だし、マッチョでも無いので強そうにも見えない。初めて見た頃は80年代だったので、スタローンやシュワルツェネッガー、ジャッキーチェンが全盛期で、その人達と比較してしまいました。
今の歳なら受け入れられるかな?と思って見ましたが、キザなセリフが、すかした感じの勘違い男にしか見えませんでした。

ボギーも80年前なら格好よかったんだと思います。
ハンフリー・ボガートの映画は他にも幾つか見ていますが、この人ではハードボイルドを描くだけのキャンバスを、その身に持ち合わせていないと思いました。
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