こーた

カサブランカのこーたのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
4.3
第2次世界大戦の最中、アメリカ亡命のための中継地点に使われるカサブランカを舞台にしたラブストーリー。
主人公リックがキャラクターとして完璧すぎた。過去の恋愛がカサブランカで再燃し、めちゃいい感じやんと思った矢先に自分を犠牲にして愛する人のために決死の行動を取る。ラストの緊張感は半端なく、やはりヒーローは利己精神で行動しないんだなと。
イングリッドバーグマンも美しく、そりゃ君の瞳に乾杯とも言いたくなるわな。これぞ不朽の名作。当時の時代感的にも反ナチ主張がかなり強く感じられた。
影で会話する演出も秀逸でした。
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