百合ちゃん

カサブランカの百合ちゃんのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
4.8
有名すぎるセリフ『君の瞳に乾杯』の映画です。渋かった、、名作!

切ない大人のお話でした。どんなに綺麗な女にもなびかないイイ男、過去にどんな恋愛をしてきたんだろうってくらい色気を纏っている人いると思うんだけど、これはそんな男が唯一愛した女の話です。切ない、、、。

この恋を通してますます色気たっぷりの男になるんだろうなあ。みんなが羨むモテモテの男なのに、本当に欲しい女は永遠に手に入らないなんてやっぱこの世界はうまくいかないものですなあ。三浦春馬のめちゃくちゃ愛した女の話が最近Twitterで話題になってたけど、それがふとよぎりました。美男には美男の悩みがあるんだなあと。

ただ、イルザ、、、モテモテすぎ。美しすぎ。ただ小悪魔やん。どっちなのさ。2人は一緒に愛せないよ あれは本当に嘘だったのか?それともほんとだったのか?イルザにしか分からない。最初はえ、浮気?ありえな!ってイルザに対して思ってたけど、途中から、これは大人の話だからなあ。そんなのイルザだって分かってるだろうし。ああなんかほんとに成熟した大人の世界だなあってしみじみしてた。

モロッコには一度行ったことがあって、カサブランカの空港を利用したんだけど、あの土地にこんな歴史があるなんてしらなかった、、無知だった、、。(ちなみにシャウエンに滞在しました。サハラ砂漠でラクダに乗ったりすっっっっごく良い経験だったけど、すっっっごく危ない目にあったし終始危険だったので女子旅や一人旅は勧めません。)

愛国心や政権とか色々絡んでて、すごく書きたいけど今日はここまでで!