『ヴァダリナ』と2本立てで鑑賞。
こちらは居眠りしなかった 笑
バレエに縁がないのでイサドラ・ダンカンの凄さは分からない。けど、泣けた。
すごく良かった。
4人の女性がイサドラのソロダンス「母」を踊りながら、自らの心や人生と向き合う姿の尊さが心に沁み入ります。
イサドラの自伝を読み「母」と向き合う振り付け師のアガト。
「母」の公演を控え、稽古に取り組むダンサーのマノンと振付師のマリカ。
マノンの公演を鑑賞し、イサドラの踊りに想いを寄せるエルザ。
マノンはお顔つきで軽度のダウン症かなと、察しました。
マリカは愛情を込めてマノンを指導をしますが、なかなか上手く踊れない。そんな彼女が鏡に向かって「わたしならやれる!」と喝を入れていた姿に、胸がいっぱいになりました。
4人の女性が踊る「母」はみな違って、みな素晴らしかった。
多くの人におすすめという類の作品ではないかもしれませんが、心洗われたので4.0付けさせていただきます。