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ようこそ、革命シネマへ/木々について語ること ~ トーキング・アバウト・ツリーズのTSのレビュー・感想・評価

3.0
短文感想 70点
スーダンの映画界にスポットをあてたドキュメンタリー映画。同じアフリカでもノリウッドという言葉もあるナイジェリアとは全く違う現状であり、映画産業自体が廃れてしまっているのがスーダンの現状。海外で映画を学んだ4人の男がスーダンで映画文化を広げようとしていきますが、言論の自由を妨害され続けていきます。それでも彼らは何とかして、まずは古びた屋外映画館でクラシック映画を公開しようとします。チャップリンの映画が大画面で映されるのは微笑ましい限り。映画を見ることすら自由にできない国。政治の視点から見ると確かに映画は厄介な代物かもしれませんが、それでその国の映画文化が廃れるのは残念なことです。スーダンの映画文化が根付くことを祈りたいですね。
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