この世界に残されてのネタバレレビュー・内容・結末

『この世界に残されて』に投稿されたネタバレ・内容・結末

42歳の寡黙な医師アルドの下に、16歳の少女クララが生理不順のため診察に訪れる。
伯母と二人暮らしの彼女はホロコーストの生き残りであり、父と母は今も強制収容所で生き延びているのだと信じようとしている…

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何度も泣かされた。

アルバム〜
【君ほど強くないんだ】

主演女優はんの何ともいえぬ表情と、身長差をいれたカメラセンスの合わせ技で+0.2。

そして最後の医師の塩素演技!

90分弱のひき算映画…

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ここにいない大切な人たちとここにいる大切な人たちで生きていくっていう話。

アルドとクララの内面では激しく揺れ動きつつ、それをあまり表出させない二人の静かなドラマが素晴らしい。

アルド役のカーロイ…

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クララ、アルド、オルギが抱き合うシーンが穏やかな幸せを感じて好きだ。

スターリン死去のニュースに素直に喜ぶ若者と、「罠では?」と戸惑う大人達。
時代に翻弄されてきたのが分かる。

最後の方「ウソを…

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いまにも壊れそうなこの危うい関係性に、ふたりをただただ見守ることしかできない
ユダヤ人会 孤児院
1948年の9月17日
寄付者ケルネル・アルダーク

「そのコート、格好悪いですよ」

「嫌いじゃないものは?」「ないです」

20240327 0319

静かで淡々とした作品。
でもしっかり時は流れて、それぞれのスピードで登場人物も成長してゆくのがわかる。
もどかしくて、切なくて、大切な、苦しい日々を共に追うことができた。

派手さは決してないけど、…

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繊細な心情の変化をていねいに描写した映画
ラストのアルドの表情で、彼の中で今終戦を迎えたのだな、と思った
たくさんの人の心に傷を残したホロコースト、もう、あってはならないと思う

大切な人ほど失った時の悲しみも大きいし、一度ついた心の傷は消えることはない。

それを知っていてもなお、クララとの生活を通じて「人間は独りでは生きられない」と話すアルドが印象的だった。

傷をつける…

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静かな流れで

最後のシーンのアルドの表情の真意がはっきりわからず2回観た。
アルドとクララはとても相性が良かった。
男女のでもない親子のでもない、
人と人としての相性が時が過ぎるほどに
上手く深く…

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