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セノーテのmiのレビュー・感想・評価

セノーテ(2019年製作の映画)
2.5
前半はほんとどこにいるのか、カメラが何を撮ろうとしてんのか浮遊感なのかなんなのかわからない映像に、母親の胎内を少し想起させたりもしたけど、結局何が伝えたかったのか「あーと」に縁のない自分にはサッパリわからなかった。
途中は水族館のVR映像みたいな感じで、いつ死体がでてくんのか少しドキドキした。
遠目から子どもたちが泳いでるような画が印象的。
とにかく、わからなかったから面白く感じられないというのは良くないのだけど、にしてもあまりにも、、、な内容。
説明的なドキュメンタリーではなく、メカス的な記憶を呼び起こす装置としての実験映画みたいなテイストだったけど、地上の映像も8mmでずっと撮られてて、ヒキが全くなかったからどこの何を撮ってんのかさっぱりわからなかった。とってつけたような現地人の笑顔のポートレートもうまく作用してない気がする。
iPhoneは十分使えるよなぁ。
編集段階で色々意味を見出そうとするスタンスはプロデュース側としたら震えるだろうな。とにかくfeelingを重視しすぎてはなかろうか。
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