片腕マシンボーイ

ディープロジックの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

ディープロジック(2020年製作の映画)
2.7
山岸監督作品は基本的にはつまらない厨二映画なんやが、いかんせんマシンボーイの大好きなおっぱいちゃん(浅川梨奈ちゃん)の初主演映画「鐘が鳴りし、少女達は銃を撃つ」が唯一ながら素晴らしい作品としてマシンボーイの脳みそに刻まれているからばね!決して嫌いにはなれんのよねぇ、ぺろぺろ

ミュージシャンを夢みるも挫折したイケメン糞ダサ童貞野郎がある日一目惚れした街角ギター弾き女は、マスコミや警察、テロリストに、総理大臣!までもがその行方を探す謎多き女やったぞ!なんとか彼女を助けようと奮闘したらば……なんか巨大な陰謀に巻き込まれちゃったもんね!って話

なんだろなぁ……山岸監督もこの糞ダサ厨二映画を貫くなら、もうひとつ突き抜けた何かを魅せてくれないと、ほんとにただただダサいポンコツなんよねぇ!
例えば似た系統やと、林一嘉監督作品はナルシシズム溢れる迫力の格闘アクションとか最高に痺れるし!怪談系のんも何気に魅せ場多くて大好きなんよねぇ
山岸監督作はほんとにダサい特化過ぎてちょっと観ていて胃が痛くなってくる瞬間があるんよ
え?なんで「鐘が鳴りし、少女達は銃を撃つ」は唯一傑作たり得たのかって……んなもんおっぱいちゃんのまだあどけなさの残る美貌以外に無いだろうがよぉ!

まぁね、本作は山岸監督の作品の中でもかなり良作に近い作品とは思うんよね、低予算ながら監督がホントに大好きな世界を、いくらダサいとか言われても気にしないんやからね!っつ〜宣言と共に世間に宣戦布告したような漢気を感じたんよ
亀にも人権を!つって総理大臣が意味のわからん事を国会で喚くシーンがあるんやが、これは、のろまな亀=冴えないちんこ=厨二男子、すなわち我々にだって人権がある!っつ〜遠回しながら高らかな宣言やったんちゃうかな?…………よう知らんけど

まぁねぇ、とはいえ主人公はまぢカッコつけて路上喫煙している上にそれを咎められたとて返事すらしないクズやからば、渋谷の喫煙所で丸1日置かれていた灰皿スタンドに溜まったニコチン汁をケツ穴に3L浣腸して急性ニコチン中毒で死ね!としか思えないし、その上その直後に好みの女と出会ってしまったクズの対応が童貞然とし過ぎていて、あ〜……ギター弾けるとエッチも上手くなるからモテるって昔某男性誌で読んでギター頑張ったものの、結局モテずに拗らせてギターは辞めたけど相変わらず路上喫煙しちゃうアナーキーな俺!に酔ってる糞ダサ野郎が主人公とかまぢ誰得なんや!監督はこの主人公に何を託したかったんや!ってゲボ吐きそうになったよね

あとヒロインも魅力ないし、彼らに次ぐメインキャラのゴシップ記者や刑事さんもカッコつけてばかりでイマイチ……
しかし!我々には亀さんを愛して止まない凄腕スナイパーキモおじさんがいるやないか!ぺろぺろ、そうね!腕は良いんやがロリータな嫁に得物の狙撃銃を勝手にピンクの可愛いデザインに改造されて狙いを外しちゃう殺し屋のキモおじさんめちゃんこ可愛いんよぉ、それにロリータ嫁も凄腕の殺し屋なんやが、夫に振り向いてもらおうと若嫁必死なんに夫は微塵も揺らがず亀ばかりを愛するんがめちゃんこ可愛くてキュンするんよなぁ

あとゼブラクィーンの偽物みたいなテロリスト達も良かったよね!まぁねぇ、ゼブラクィーン様が集団で襲ってくる国際テロリストとかダサ過ぎて100周くらい回って男子全員好きなヤツやしさ!ぺろぺろ、もちろんボスのおばちゃんもめちゃんこカッコよかったが、マシンボーイは本作ならヒロインよりも、ロリータ殺し屋よりも、女装の総理よりも、もちろんゴシップ記者よりも、国際テロリストのツインテール担当の女の子がいっちゃん好きやったかなぁ!ぺろぺろぺろぺろ、セリフも役名も無いけどな!

うん、本作は非常に面白くなかったけども、殺し屋夫婦VS 2代目のボスに上り詰めたツインテールテロリストのスピンオフ観てぇよなぁ!頼むぜ山岸監督!