たぶ

フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話のたぶのレビュー・感想・評価

3.5
事実を基にした航空機の奇跡の物語。ハリウッドとかでもこの手の感動的な物語は撮られているので、特に目新しさはない。

でも感動して泣いてしまった。チーフパーサーが乗客の混乱を鎮めるために語るシーン。そしてもちろん最後の不時着。
私も思わず手を挙げて、涙しながら「いいね」の親指サインしてしまった。

しかしなんか余計な演出も多かった。
着陸準備のため、陸上で救急隊などがビシッと隊列を組んできびきび行動する姿は、非常に共産党的で、ちょっと引いてしまった。
副操縦士がだいぶ怪我して服もボロボロだけど、それ以外の乗務員たちは、みんな(髪の毛ちょっと乱れる以外は)顔や服や化粧もキレイなままなのがちょっとリアリティ無いんじゃないかな(実際にそうだったならいいけど)。
途中、飛行機マニアが通信傍受して状況を追っかけるが、結局こいつらはなんだったの?役に立ったのか?
たまに乗客にスポットがあてられ、少しエピソードを語り始めるが、結局は伏線でもないし、特に物語を膨らませる内容ではなく、ちょっと時間の無駄感が否めない演出も多かった。
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