役者さん皆良かった、役所さん最高でした。そして役所さんではなく仲野さんの演技で泣かされるという化学反応をみたような作品でした。
ひとは簡単に変われない、それを理解して接することの大切さ、大人になったら、ここを感じましょう、そんな作品です。言い方かえると相手のことが想像できれば人を追い込むこともないし自身も少し様子みようかと余裕もできるし。
人と人が対立しなければ仲裁に入る必要もない、そんな平和な世界になってほしい、そう思います。でもそうではないからこの作品も産まれるし感動するし考えるのかとも。
欲をいえば長澤まさみさんのズバっと問題提議する光景が他の役者さんならどうなったのかと思います。
人は人、他人は他人、簡単には変われない、役所さんの自然かつ揺るぎない姿と表現力に感銘のほかありません。