このレビューはネタバレを含みます
ざっくりだけれど、この世の中って一体なんなんだろうって感じた。
こうやって普段見てない目線で物事を見たり、改めて背景を知ることで、色々考えさせられることがある。
そして、反省することもある。
もちろん全てが正ではないし、善でもないと思うけれど、皆にとっての"すばらしき世界"ってなんなんだろう。
あとから知りましたが、この映画は身分帳という実在した人物を元にした小説が元になったそう。
色々変えている部分はあるようだけど、作品に重みが増した。
役所広司は素晴らしい俳優ですね。
仕事が決まって、嬉しそうに走ってるシーンで泣きました。
喜びをスクリーンを通して涙に変える、なんてすごいことだろう。
長生きしてほしいと心底思った。