このレビューはネタバレを含みます
あのハラハラするほど真っ直ぐな三上さん…スゴいなぁって圧倒されていました。最後まで。ものスゴいなぁって。
人生って、なんか上手くいかないときに限って、上手くいかないループにハマったり、一つ上手くいくとトントンと上手くいったりすることあるなぁって思いました。上手くいかないときって、第三者の真っ当な意見が耳に入ってこなかったりすることもあるし、焦って自分のこともよく見れなくなったりすることもある。「すばらしき世界」って、どんな世界かなぁって考えながら観てました。私にとっての素晴らしいと、みんなにとっての素晴らしいって、きっと違うんだろうなって思いながら。
両親のもとで暮らすことが出来ること、分かってくれるひとが側にいること、本音で接してくれるひとがいること、自分にもできる何かがあること…そんな風に考えながら、ずっとずーっと続いていく生活を感じていた矢先のラスト。切なすぎました。
仲野大賀がよかったですね!最初は見たくないくらい、不潔な感じ出してましたけど。三上さんの影響を受けながら、生き生きしてくような感じが、最後の涙に表れていたような気がします。