桃田はぢめ

すばらしき世界の桃田はぢめのネタバレレビュー・内容・結末

すばらしき世界(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

刑務所にいた人間の生活適応能力は赤ちゃんよりも無力、ほとんどはシャバに出ても刑務所の生活が恋しくなり、また罪を犯して逆戻り この世界は刑務所生活を十数年続けていた三上にとって生きづらいものとして描いているのに、タイトルがすばらしき世界というのは一種の皮肉 ストレスを抱えながらも、刑務所の中とは違う人間関係のあり方に慣れていこうと努力する、徐々に慣れていく三上は最期にこの世界をちゃんとすばらしい、そう思えたのだろうか 自分ももっと上手に生きよう、そう思わされた