このレビューはネタバレを含みます
正しさとは何だろう?
人生の大半を塀の中で過ごし、ヤクザとして生きて来た三上。そんな彼が堅気となり世間で言う普通の社会人として生きるのはあまりにも過酷だった。
受け流す、見ないフリをする。
それが果たして正しいのか。
障害者をイジメてネタにする同僚。
それを今までの様にぶっ飛ばすのは簡単な事だろう。だがそれを受け流す。
元受刑者と知りながら支えてくれる人達の優しさと、障害者をイジメる人達もいる残酷さ。
これがこの世界。
ただハッピーエンドが見たかった。
日本映画はこの手の映画でハッピーエンドはないのか。ハッピーエンドでいいじゃないか。