本当だ、この世界はすばらしいな。
世界っていうか人間が。
なんなの、この無償の優しさ。
取材ディレクターやケースワーカー、弁護士はまだ利害関係があるにしても、いや、それを加味しても優しさがすぎるけれど、近所のスーパーの店長なんて120%赤の他人なのに。
世界がこんな人たちばかりなら、きっとたくさんの争いも起こらずにすむのにね。
キムラ緑子さん演じる姐さんの、覚悟を決めた表情もたまらんかったな。
一度大きな罪を犯してしまうと、たとえ罪を償ったとしても、受け皿もなければ、死ぬまでそういう目で見られてしまう。
遠い世界のお話かと思いがちだけれど、我が家の隣にそんな人が引っ越してきたらどう思うだろう。
スムーズに受け入れることができるかはわからない。
頑張りたいけれどね。
ところで三上よ、短気は損気だぞ!
でも、その正義は失わないで。