このレビューはネタバレを含みます
めっちゃ好き。目を背けたくなるような、どうしようもなさを痛いほど感じさせられた。
みてるこっちが三上の人生を諦めかけたのに、彼は諦めないで生きようとした。
諦めて生きるじゃなくて、生きることを諦めないって強い人にしか出来ない。
周りの人間の優しさや、三上の持ってる性質や変えられない性格、過去がとってもストレスフルに突き刺さってきて時間が経っていくごとに、うぅ…となっていった。
じわじわとずっと苦しくて涙が出てくる。
終わり方も、きっとこうなるだろうなって終わり方するのだけどなんだかすーっと胸に落ちていく。
頑張ったね、頑張ったよ。て思うんだけど、現実はそんなに優しくない。
でも、すばらしいものみしてもらったな。
若者ボコボコにしていきいきしてるシーンとか、兄貴分の足がないとこに気付くとことか、自転車のシーンとか、職場の人のヤクザいじりに耐えるとことか
なんか忘れられない胸にくるような場面が沢山あったなぁ。
正直、三上のセリフほとんど何言ってるか分かんなかったけど全然それでいいってくらい演技で伝わってるのすごい。