予告編のあの独特な音楽で気になっていた作品。
また、『あの頃。』で圧倒的存在感を放っていた太賀が今作でも良いとのことを聞き、早速鑑賞。
良くも悪くも真っ直ぐすぎる男・三上(役所広司)。
刑期を終え…
他の映画でラストによくある
「はい、ココで泣いて下さいね❤︎」
って白々しい演出に
「しょうもな、泣くか、ボケ!」
ってツッコミを入れるニヒルな私ですが、この映画、なんか知らんけどエンドロールが2重…
このレビューはネタバレを含みます
卑怯な人間になるくらいなら死んで結構、だったんだな。
美しいね。
三上のもがきを苦しみを孤独を美しいと言って良いのかわからないけど、純潔に口付けして逝った最期があまりに尊く、美しかったな。
役所…
このレビューはネタバレを含みます
深く重いテーマだった
不器用すぎる男の人生
出所しても半分以上がまた戻ってくる
出所した後の社会の壁、厳しい現実
悪いことをしたから仕方ない
で済むことなんだろうか、とか
元妻の新しい生活の様子…
生い立ちというのは人格形成に多大なる影響を与えることを痛感した。ああなってしまった以上、普通になるというのはあまりに難しい。現実を目の当たりにして人の温かさに触れ変わろうとしていた矢先に...哀しい…
>>続きを読む©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会