ゴレンという名のおっさん、なぜかエレベーターのシャフトのような場所で目覚める。
同じ階層にはトリマガシという爺さんがいて、二人は共同生活を送ることに。
この穴はいったいなんなのか?上下の階層にも人がいる?
この階層は一体どこまで続くのか?
上から降りてくる謎の飯は一体?
謎が尽きないスリラー。
どことなく『CUBE』を思い出させてくれるような雰囲気のこの作品、社会の縮図を見せつけるというか、人間の醜さというか、極限の状態に置かれた人間の心理というか、たくさんのことを問いかけてきているような気がする。
個人的にはすごく楽しめた映画でした。