「垂直自己管理センター」なる場所で毎回上から降りてくる食事だけを食べて生きていく。全333の層があり、各層に2人の人間がいる。上層の人間は豪勢な食事をたらふく食べ、下層へ行くほど上層の食べ残しや吐かれた唾の混じった食事を食べる。
階級社会のメタファー。
最後の「伝言」っていうのは、宗教的な意味合いがあるのかな？
じゃないと、おかしすぎる。
・なぜ16歳未満の子供は参加できないはずなのに、最下層に子供がいるのか？
・子供は食べ残しゼロの状態でどうやって生き延びていたのか？
・最下層は食べ物を置き去りにしてもなぜペナルティがないのか？
・最下層の下でなぜゴレンはおりてしまったのか？
・なぜ子供、犬、パンナコッタは「伝言」になれるが、ゴレンは「伝言」になれないのか？
→罪と罰？ゴレンは老人を殺してしまったので「伝言」になれないのか。明らかな無法地帯で絶対的な正義とは「無垢」であることという、キリスト教圏によくあるテーマか？
それにしても、170層ですでに食べ物は残ってないんやから、俺ならそれ以下の下層になった時点で、ひとまず最下層まで降りてみるかな。だって、170層の段階でゼロなんだったら、実質170〜333は同層なんだもん。
最下層まで降りたら自動的にプラットフォームが昇降するなら、生き残れる道はあるかも。
