AONI

グライド・イン・ブルーのAONIのネタバレレビュー・内容・結末

グライド・イン・ブルー(1973年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「アメリカン・ニューシネマ」の要素を全て揃えている。この時代の作品は印象的なラストシーンが多いが、これは格別。

情けない登場人物、ベトナム戦争、ヒッピー、クスリ、そして衝撃的な結末・・・。「アメリカン・ニューシネマ」の要素が全て詰まった作品。

道路の真ん中で足を伸ばして座りながら死ぬラストが目に焼き付いて離れない。ミッチェル・ライアンがタフな腕利き刑事のように見えて、女に振られてウジウジしている情けない中年男という複雑な役どころを好演している。
AONI

AONI