ロク

グライド・イン・ブルーのロクのレビュー・感想・評価

グライド・イン・ブルー(1973年製作の映画)
2.8
アメリカのフロンティア・スピリットの象徴ともいえるモニュメント・バレーを背景に殺人課の刑事になる事を夢見ながら何も無いハイウェイでスピード違反の取締をしている白バイ警官の夢と現実を描いたアメリカン・ニューシネマの佳作。主人公を演じるロバート・ブレイクは良い味を出しているんだけど監督に力量がないのか脚本がダメなのか判らないけれど今イチ盛り上がりにかける内容で途中で何度か睡魔に襲われそうになりながら観ました。アメリカン・ニューシネマらしいラストとそれに被るように流れるテリー・キャスが歌うシカゴのTell Meは良かったけどね。ちなみに、ピーター・セテラとテリー・キャス(本作の数年後に拳銃自殺を遂げる)の二人はカメオ出演していますよ。
ロク

ロク