〝孤独の方が銃より人を殺すパワーがあるんだ〟
アメリカン・ニューシネマの隠れた傑作。
ミステリアスな冒頭に見事なオープニング。
登場人物たちのあらゆる選択と人生観。
夢と希望は目の当たりにする現実に砕け散る。
ココしかない荒野一本道のロングショット。
主人公の夢破れイノチ崩れ落ちる幕引き。
この衝撃的なエンディングはインパクト大。
こんな最期だったら一生虚無感に苛まれて
魂は果てしなく続く一本道に漂い続けるだろうな。
それにしてもラストに「TELL ME」流すのは
卑怯だ。歌に加え、素晴らしすぎる青空と、
やるせなさ残る余韻にヤラレタ。