月明かりうさぎ

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の月明かりうさぎのレビュー・感想・評価

3.8
地味だがじんわりよかった。
へんくつな美術商のおじいさんと絵画をめぐるミステリー。娘・孫とのうまくいかない関わりや、絵画を通して孫と次第に気持ちが通じ合っていく様がじわっとくる。
美術商の店が舞台だけあり、美術に囲まれた空間。街並みやカフェなども主人公の店内のように味があり、芸術を感じさせる。
隠れた名作と言えるだろう。
観てよかった。