Yurari

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像のYurariのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

老美術商オラヴィと、孫のオットーとのやりとりが良い。
娘にとって、オラヴィはどうしようもない父なんだが、オットーとの間には商売人として通ずる何かがありそうだった。

ストーリーはとても良かったんだが、娘がオットーの元に絵を持っていくシーンがいただけなかった。価値を知った上で、なんであんなに無造作に持ってきちゃうわけ、、、アートに関心がないとこうなっちゃうのかな。絵が泣いている。あと娘が気に入っていた絵はどこにいったんだろう・・

「聖画の前では画家も存在を無にするのです。個人よりも全体。誇示よりも謙遜を選んだのでしょう」
Yurari

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