このレビューはネタバレを含みます
老美術商オラヴィと、孫のオットーとのやりとりが良い。
娘にとって、オラヴィはどうしようもない父なんだが、オットーとの間には商売人として通ずる何かがありそうだった。
ストーリーはとても良かったんだが、娘がオットーの元に絵を持っていくシーンがいただけなかった。価値を知った上で、なんであんなに無造作に持ってきちゃうわけ、、、アートに関心がないとこうなっちゃうのかな。絵が泣いている。あと娘が気に入っていた絵はどこにいったんだろう・・
「聖画の前では画家も存在を無にするのです。個人よりも全体。誇示よりも謙遜を選んだのでしょう」