華

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の華のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

良かった。こういうやるせない虚しさが残るお話とても好き。終始静かに淡々と進んでいく雰囲気も物悲しくて心地良く。
美術商のお話というよりも家族の話として観てたけども、自業自得ですべて失ったおじいちゃんが再度得たものと残されたものに唸ってしまう。
回転した椅子が止まったシーンで「これで終わるのだろうか」とドキドキしていたら続きがあった。遅すぎたのかもしれない。でも遅すぎることなんてないとも思えた。
華