他のニューシネマ作と違いあまり話題にもならない隠れた名作。
同じライダーの映画でも本作はイージーライダーと対極にある。
主人公は白バイ隊員で来る日も来る日も真面目に仕事をこなす…
サスペンス部分も…
『イージーライダー』同様 ハーレーマニア向けのバイク好きには有名なニューシネマ系隠れ名画を再鑑賞。
グランドキャニオンの広大な荒野、アリゾナ州が舞台。
刑事になりたい白バイ警官が主人公が自殺に見せ…
このレビューはネタバレを含みます
クローズアップに始まりロングショットに終わる儚き男の夢。
広大な大地に染み渡った『イージー・ライダー』等と地続きの副主題が、とある事件に仮託されながら徐々に顕現し溢れ落ちる。それを地味に拾い続けねば…
西部劇を意識したというシネスコやもったいぶった色調変化、各シーンのカット割など映像的センスが爆発してる。
惜しむらくは、やりたい事が多すぎて製作が押したのか、構成的に泣く泣くカットされたであろうシ…
刑事になる事を夢見る白バイ警官の話。
晴れ渡る空、荒涼とした大地、どこまでも続く一本道。
そんなヌケの良いロケーションとは裏腹に挫折や哀愁、それに人間の愚かさ・不完全さが描かれる。
このどうし…
アメリカンニューシネマ特有の、どことなく漂う倦怠感が素晴らしい。昇進欲しさに死体を発見するやいなや「これは殺人だ」って言ってるとやっぱり自殺に見せかけた殺人で。広大なるモニュメントバレーで、ヒッピー…
>>続きを読む大傑作。
アメリカ的マチズモを盲信した男が、保守と革新に引き裂かれる様を、絶品のロケーション撮影で綴る。
その抜け感を際立たせるためのタイト/ロングショットのバランス、地形を生かした工夫、絶妙にダ…