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ゲンスブールと女たちのmemoのレビュー・感想・評価

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)
3.6
生まれながらの環境、コンプレックス、ユダヤ人というアイデンティティから、幼少期から「悪魔」的なものに取り憑かれるゲンスブール。自分の心の影の部分が空想上の友人となって登場する児童文学作品みたいな雰囲気は好き。ハンプティダンプティみたいなのも、長細くて鼻の大きい自分の分身も、なんかかわいい。父親の厳しいピアノレッスンから逃れたい少年。悪魔に取り憑かれて弾いたピアノが珍しく父親に認められる。カフェで出会った歌手の女性と時間を共にする。前半はおもしろかったけど後半は集中力が切れてしまって、ぼーっと見ていて、気づいたら女性がまた別の人に変わってた。
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