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ゲンスブールと女たちのeirinaのレビュー・感想・評価

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)
4.0
子どもの頃の芸術学校での様子や、ユダヤ人迫害から逃げたりなども興味深かったが、分身と会話したり、芸術に出会って切り拓いていく傍らに必ず女性がいて、それがとても自然で、最後の転落していく30分も皮肉がきいていて面白かった。
有名な曲が流れるたびに背景とのその自然さに酔いたくなった。

ゲンズブールの詩とそれをよく一緒に聴いて話してくれた人が昔いたのと、パリに行ったという思い出の欠片も私の中にあって、この映画を見てとてもよかった。
フランス人は彼のことをよく知っているので、好きな人が多そうだなと思う。
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