2010年のフィルメックスで見た。
フラー、ベルトルッチ、ガレルとシネフィリーな役者陣だが作風は真逆なの笑える~(当時はガレルとフラーは知らなくて誰このおっさんって感じだった。)
バイク2ケツの男達が車に轢かれるシーンではマジに車に踏みつけられる様子をカメラに収めている。こーゆーアートですが?ってタイプの監督はそういう所を疎かにしがちだが、ちゃんとしてるのがアモス・ギタイのいい所。
巨大なエレベーター?のガラスの向うにゴーレム状態のハンナ・シグラの霊が出現するシーンが白眉。
あとは男二人の死体を入れた棺とトラックの荷台からのショットも良い。
ま、でも全体的には退屈ですよ。セリフが詩っぽくて意味わかんないし。