衝動殺人 息子よの作品情報・感想・評価・動画配信

『衝動殺人 息子よ』に投稿された感想・評価

当事者に真摯な作り手達だと思った。映画って力あるものだな。2024#101

木下恵介で観た中で最も後年であるが、12年生まれの彼の、79年の作、なるほど

先日観た『絞死刑』とある種、並べられるものだが、こちらは全く終始引き込まれた

めちゃリアリズムでいて、情緒的というバ…

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ズーン

ズーンの感想・評価

3.0

若山富三郎は殺人事件を追っているのに、どこか陰惨さに欠ける

木下恵介の好みなのだろうか、メロドラマに終始して辟易

松本清張みたいなものを作れと松竹から言われたのかもしれないが、嚙合わせが悪い

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Omizu

Omizuの感想・評価

4.5

【1979年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
1978年に『中央公論』で連載された長編ノンフィクション「衝動殺人」を映画化した作品。主演の若山富三郎はこの年の男優賞を総ナメにした。また、この作…

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実際の被害者遺族救済の法律成立のきっかけになったと言われている作品。社会派映画でありながら感情にも訴えかけてくる内容。
地道な活動に対して目を向けてもらえない怒りや苛立ちが伝わってきます。
Hiro

Hiroの感想・評価

3.8
被害者家族は泣き寝入り。
国は何もしてくれない。
殺人を犯しても未成年者は数年で野放し。

今も何も変わらない。

主人公(若山富三郎)は一人息子(田中健)を通り魔に殺されてしまう。
生きる気力を失った主人公だが、同じような境遇の人が多くいるのを知り、妻(高峰秀子 )の協力を得て、被害者同士連携していこうと呼びか…

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AONI

AONIの感想・評価

3.5

「被害者遺族を救え!息子を失った父親の執念の活動が、国を動かした!」 なんか、かつてのNHK名物番組『プロジェクトX』風のコメントになりましたが、実際にそんな作りなんです。

こういう普通の人々の魂…

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このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいたストーリー、社会を動かした映画。

元々母親役だった八千草薫が降板し、依頼された高峰秀子が代役をつとめたという。そして、この作品が高峰秀子の最後の映画出演作となった。

実話のもつ重み…

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