犯罪被害者の救済。
今日性のあるテーマでした。
公開当時、あんな仲の良過ぎる父子はおかしいきもい。
父親が嘆きすぎだなどと、
今時の父子は殺し合うのが普通だ!
などと叩いていた映画評論家が多数い…
どちらかというと熊井啓とか今井正が撮りそうな社会派作品。息子を無差別通り魔(犯人は未成年)に殺された若山先生が、加害者ばかりが優遇され、被害者にはなんの支援も保障もない法制度に憤りを感じ、全国に散ら…
>>続きを読む犯罪被害者への給付制度設立を目指す老夫婦の話で、実際に映画自体が設立にも貢献したらしい木下恵介作。「社会運動」を美化する傾向には一言言いたい感じあるけど、このテーマと演者たちの気合いで、あまり抵抗な…
>>続きを読む世の中には、実際に当事者になってみないと理解できない苦しみがある。
傍観者が寄せる同情なんかでは決して拭い去れない深い悲しみ。
若い一人息子を殺された夫婦を演じる若山富三郎と高峰秀子。その演技が胸に…
事件に巻き込まれた息子が残した言葉
「仇をとってくれ」
これは、「犯人に復讐してくれ」ではなく「この死を無駄にしないでくれ」だったのだと感じた
本人は前者の意味のつもりだったのかもしれないけど…
…
法律ほど正しく、かつ、納得のいかない点が多いものはない。理解するのも変わるのも変えるのも本当に大変で、しかも、とてつもなく時間がかかる。でも、法律に書いてあることは基本的な考え方としては正しい。足り…
>>続きを読むとにかく主役二人の演技が素晴らしい。
話の内容としてはどうしてもムカムカする後味の悪いものだが、今の世の中でも存在する被害者救済のベースを創ったと考えると凄いとしか。
この事件を2ちゃんねるの人たち…