衝動殺人 息子よに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「衝動殺人 息子よ」に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

4.5

【1979年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
1978年に『中央公論』で連載された長編ノンフィクション「衝動殺人」を映画化した作品。主演の若山富三郎はこの年の男優賞を総ナメにした。また、この作…

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このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいたストーリー、社会を動かした映画。

元々母親役だった八千草薫が降板し、依頼された高峰秀子が代役をつとめたという。そして、この作品が高峰秀子の最後の映画出演作となった。

実話のもつ重み…

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舟子

舟子の感想・評価

5.0

トミー追いかけ、ますますトミーの虜です 序盤から観ていられないほどのつらみ泣き
息子を理不尽に失った夫婦の思い出と生き様をトミーと秀子が魅せます焼きつけます、階段落ちもアクションができるトミーだから…

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Soichiro

Soichiroの感想・評価

4.2
近藤正臣の記者が良いね。可能な限り被害者に寄り添ってるように見えるけど時折顔を見せる現実的な振る舞いがやや冷たく感じられ、この辺りは自戒も込めて。

木下監督の器用さには驚くばかり。楽しい映画はとことん楽しく、またとことん社会派でもある。
デコちゃんの名演は言うまでもないが、富三郎か素晴らしくいい。いつものごとくイケメン起用も楽しめる。スター勢揃…

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pier

pierの感想・評価

4.2
映画が歴史や制度を変えた、その最たる例だと思う。
若山富三郎や高峰秀子はじめ、出演者の単なる演技ではない演技に感動。
石野郎

石野郎の感想・評価

4.2
老夫婦の演技が素晴らしすぎる。調べてみたら犯罪被害者の権利保護が明記された法律がちゃんとできたのが平成16年だって。日本社会って弱者に冷たいのかなって思ってしまう。
べらし

べらしの感想・評価

4.1
熟練の木下ホームドラマ演出×社会問題=向かうところ敵なし

主役の二人を軸にした演技陣の重厚さがそれに拍車をかける

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