犯罪被害者の救済。
今日性のあるテーマでした。
公開当時、あんな仲の良過ぎる父子はおかしいきもい。
父親が嘆きすぎだなどと、
今時の父子は殺し合うのが普通だ!
などと叩いていた映画評論家が多数い…
社会的意義は一切抜きにしたら、平坦な画面造詣でひたすら退屈。
取り調べシーンとかわざとやってるのかってくらいショボい。
与えられた筋にただ画をつけてるだけのつまらない映画。
これがデコちゃんの遺作か…
自分たちが当事者にならないとわからないことはたくさんある。
大切なひとり息子を、なんの理由もなく殺され、犯人は5~10年の刑にしかならない。そして被害者家族はただただ大切な人を亡くした苦しみと静かに…
この厳しい題材でこの観やすさはなんだろうか。演出力?俳優力?題材の迫力?とにかく高峰三枝子凄い。ニヒルのくせに運動に付き合い続ける近藤正臣は謎だな。オープニングとエンドロールがTVぽいのはTBS映画…
>>続きを読むどちらかというと熊井啓とか今井正が撮りそうな社会派作品。息子を無差別通り魔(犯人は未成年)に殺された若山先生が、加害者ばかりが優遇され、被害者にはなんの支援も保障もない法制度に憤りを感じ、全国に散ら…
>>続きを読む犯罪被害者への給付制度設立を目指す老夫婦の話で、実際に映画自体が設立にも貢献したらしい木下恵介作。「社会運動」を美化する傾向には一言言いたい感じあるけど、このテーマと演者たちの気合いで、あまり抵抗な…
>>続きを読む世の中には、実際に当事者になってみないと理解できない苦しみがある。
傍観者が寄せる同情なんかでは決して拭い去れない深い悲しみ。
若い一人息子を殺された夫婦を演じる若山富三郎と高峰秀子。その演技が胸に…
事件に巻き込まれた息子が残した言葉
「仇をとってくれ」
これは、「犯人に復讐してくれ」ではなく「この死を無駄にしないでくれ」だったのだと感じた
本人は前者の意味のつもりだったのかもしれないけど…
…
画面に「衝動殺人」!と出て次にデカデカと「息子よ」!と出るのでなぜか「俺か?!」と思ってドキッとしてしまったが、いざ始まってみるとそんなふざけている余裕のない内容だった。
通り魔によってザ親孝行息子…