このレビューはネタバレを含みます
最初から最後までずっと面白かった
チェスの結末があっさりやったのが物足りない、そんで騎士さんが迷いと不安の先に何かしら(たとえ示唆のようなものでも)たぐりよせるものがあったならもうDVD手元に置いて…
ベルイマンの『第七の封印』。
"死"が訪れる。
主人公は彼にチェスの対局を持ちかけ、生にしがみつく。
よく言われるが、ベルイマンが形而上学的命題に挑んだ作品といえる。
死とか神とか、扱うテーマ…
作中で第七の封印が解かれることによって訪れる黙示録をペストとして描いているが、結果病を跳ね除け、人間は続いている。
神を信じようが信じまいが、平等に死は訪れる。
しかしそれは世界の終わりではない。
…
第七の封印、死神、十字軍、疫病、魔女、、、なんとなくわかりそうで全然わからないまま終わってしまった。宗教に疎いからなのか劇中に出てくるこれらのものが何を意味してるのか理解できず。でも意外と登場人物の…
>>続きを読む再鑑賞。
ヨハネの黙示録を基に、神の不在を死神というモチーフによって浮き彫りにしたストレートな描写。終末観を描きながら重くなく、コメディ感もたっぷりあって観やすいです。
十字軍遠征から故郷に戻る騎…