GAMAKO

ビクラムの正体 ヨガ、教祖、プレデターのGAMAKOのレビュー・感想・評価

3.6
特徴__________________

ヨガで一世風靡したビクラム・チョードリーの映画
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複雑な終末でしたねー。これは。

ドキュメンタリーとしては、かなり惹き付けられるものがありました。
前半はビクラムの陽気さで楽しく、
後半は何故か
「キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン」
を見ている様な気持ちになりました。何故か。

この映画の伝えたい所とは論点がずれますが、
前半と後半で
「ビクラム・チョードリー」という男を見る目が私自身180度変わっていて、
メディアの情報操作によるオーディエンスの誹謗中傷に、自分も紛れもなく加勢していると言う事に1番恐怖を覚えて、冷静になりました。

彼女達が嘘を言っているとは全く思いませんが、決定的な証拠もなく、本作自体が女性目線に肩入れした可能性は否定しきれない…。

ビクラムが彼らに富を与えたのも、身近にいた人の中には彼をまだ崇拝している人がいるのも事実。「あいつはクズだ!」とは手放しに言えないです。
あとロバート・ダウニーJrが幻のように一瞬現れたあれも事実…笑

凄く複雑で、懐にどう納めていいかわからないけど、面白かったです😌
GAMAKO

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