思ったよりもだいぶコメディだった。後期フェリーニ特有の絢爛豪華な舞台美術のなかで延々と狂宴が続く。
「1900年」で残虐なファシスト信奉者を演じたドナルド・サザーランドが同じ年に性豪を演じていた。…
白塗りメイクにユニセックスなスタイル、めくるめく奇妙でエロティックな世界。何かニジンスキーの牧神の午後を思い出した。
豪華でチープで華麗で侘しくて、そんなこんながないまぜになってニーノ・ロータの音楽…
1000人の女性とSEXしたよ♪
そんな性豪でお馴染みジャコモ・カサノヴァをドナルド・サザーランドが演じた超絶豪華絢爛なワッショイ祭り!
が、チャーリー・シーンは5000人としたらしいぞ☆
とか…
このレビューはネタバレを含みます
カサノバが惚れた“絶世の美女”アンナ・マリアがどうしてもBKBに見えて仕方ない。アンリエットは美人だった。
ドナルド・サザーランドの正常位が池谷直樹の腕立て伏せみたいで笑った。転生の儀式のときはやた…
ジャコモに魅力を感じなかったなぁ
元々、この人を知ってる人が見たらまた違う感想になるんかもしれんけど、劇中にジャコモの人生に対するどうしようも無い葛藤のようなものが描かれることはなく、ただ流される…
初めてみたフェリーニがこれだったため、フェリーニという監督はなんというインモラルだとそこだけ見て思っていた(良くない)。ちなみに大江健三郎も初めて読んだ作品が「性的人間」だったため同様の誤解をしてい…
>>続きを読むパロマのデュボワ邸宅でのカボチャ(メロンじゃあないよね?)越しにアンリエットとカサノバの切り返しおもしろい。スペインとフランスが対峙して座っていて、衣装もスペインはやや陰気フランスはピンクとか、どち…
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